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衛星ラジオ番組がiPhoneで聞ける時代へ突入 New!

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7月1日(水曜日)付けのThe New York Times紙は、Sirius/XM衛星ラジオ社の全面広告を載せています。

内容は、「我が社の衛星ラジオ番組をiPhoneで視聴して下さい」というものです。Apple社は、iPhoneの応用ソフト制作を外部の企業や個人に任せる事で、既に5万種以上の応用ソフトが市場に登場しています。その一つとして、衛星ラジオ番組をiPhoneで聞けてしまう応用ソフトの登場となった訳です。

衛星ラジオが衛星ラジオを聞ける受信機の販売促進に躍起になっていたのは当然であり、カーラジオに工場装備させるなどもその一環でした。つまり、ソフト(番組)とハード(ラジオ受信機)の両方が同時に発展していく必要があった訳ですが、今回iPhoneという携帯末端機で視聴可能となった訳です。

乱暴に言うなら、iPhoneは電話機でだけではなく、衛星ラジオ受信機にもなったとさえ言えます。

デジタル界では、様々なメディアの乗り入れ、相乗りが続いています。

韓国の農村地帯で海外の衛星テレビ視聴が活躍

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Rural South Koreans' Global Links Grow, Nourished by a Farm's Satellite Corp: A farmer becomes a hero of modest fame for an offbeat hobby.

6月30日(火曜日)付けのThe New York Times紙国際欄(International)は、韓国のサテライト青年の話題を詳しく報じています。

首都ソウルから100キロほど南に位置するYeongju村に、Lee Si-kapさんという男性(39歳)がおり、普段は胡椒とごまの種を農耕しています。大学で電気工学を学んで帰郷してから、中古の衛星アンテナを再利用して日本やアメリカ、中国などからの衛星放送を受信、海外からのフレッシュな歌や情報に興奮を覚えた青年期を過ごしたそうですが、最近では近郊に住み始めた大勢の「外国人妻たち」に出身国のテレビ番組が視聴出来るよう無料奉仕を始めたーーという内容の記事です。

写真を見て頂ければ、Si-kapさんの努力が中途半端でない事が一目瞭然かと思われます。85のアンテナで100カ国、1,500のTV局を受信しています。

韓国の農村ではお嫁さんのなり手がなく、近年、ベトナム、中国、フィリピンからお嫁さんを募っています。2008年の時点で、韓国の農村地帯の結婚数の25%が「外国からのお嫁さん」となっています。Yeongujyu村の場合でも、250人の「外国からのお嫁さん」がおり、半数はベトナムからのお嫁さん達です。当初は、「外国からのお嫁さん」たちに母国のテレビ番組を視聴させる事で「ホームシック(homesickeness)」を強める結果になるのでは、、、という反対意見も一部の韓国人夫側にあったようですが、今では逆に「ホームシックの度合いを薄めている」という結果が出ており、村の人々から感謝されているそうです。

デジタル・テクノロジ−が韓国の農村地帯のありように様々な形で貢献しているようですが、一人の個人的努力で出来てしまう事自体、デジタル革命を象徴しているように思えます。

一般市民がハイデフTV放送局になる時代への幕開けか?FlipVideoカメラでiPhone放映へ

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App of the Week" Share Flip Videos With iPhones

6月25日(木曜日)付けのThe New YOrk Times紙個人テクノロジ−(Personal Tech)は、超低価格、超小型、超シンプル操作のハイデフ・カメラについて紹介記事を載せています。

このハイデフ・カメラはFlipVideoと称される商品で、2007年に市場に登場して以来、2,00万台を売り、2009年の現時点でヒット商品の座を守っています。

この記事によると、撮影したビデオ・クリップなり編集したビデオ映像を友人知人にパソコン経由で視聴して貰えるだけでなく、iPhoneでも視聴を可能にしています。画質レベルとしてはハイデフ画質を維持しています。YouTubeやMySpaceにハイデフ撮影した奇麗な画質のビデオクリップが普通に登場している時代に、正しくマッチした商品と言えそうです。

乱暴に言うなら、素人が簡単にハイデフ放送局となり、パソコン向けだけでなく、iPhone末端にも「ハイデフ放映」出来る時代への先達の役割を果たそうとしている訳です。因に、2時間までハイデフ撮影出来る機種でお値段は2万円です。絞りもなければ、フォーカスもありません。撮影はONかOFFを決めるだけ、煩わしケーブルは一切なく、すべてUSBジャックで処理される仕掛けになっています。音声クォリテーもまあ日常撮影には十分なものと言えます。大きさは、ワイシャツのポケットに入るものです。

大手ソーシャル・ネットワーキング・サイトのMySpace、社員数減へ

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MySpace tightens reins with 300 global layoffs

6月24日(水曜日)付けの大衆紙New York Postは、ソーシャル・ネットワーキング・サイトの大手MySpaceが多くの解雇者を出している事を伝えています。

先週の時点で、米国内の従業員420人が解雇されており、昨日発表で今後海外で300人が解雇通知を受ける事になっています。解雇後の米国内従業員数は1,000人、海外で150人が社員として残る予定です。世界15カ国にある支社のうち4カ国の支社が閉鎖予定になっています。日本と中国は地元の企業と共同運営しているため、今回の「縮小」プランからは除外されています。

MySpaceサイトの米国内登録者数は7,026万人となっており、ライバルのFacebookサイトの米国登録者数は7,028万人と推定されています。まさに拮抗している状態です。海外ではMySpaceサイトはFacebookサイトの後塵を拝しており、1/4しか登録者を持っていない現状です。

写真の男性は、Facebookサイトより引き抜かれたMySpaceサイトの新社長Owen Van Natta氏です。就任早々、解雇という人件費節約の長刀を振っています。MySpaceは、2005年に600億円の大金でマードック氏が率いるthe News Corp.社が買収、現在年商500億円の広告収入があると推定されています。

不況風は、既存のメディア媒体だけでなく、インターネット界にも及んでいます。

イラン国内、ニュース媒体ブラックアウトのなかで、インターネット媒体大活躍中

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Video turns woman into symbol of chaos

6月23日(火曜日)付けのNewsday紙は、AP伝としてイラン国内のデモで一人の女性が射殺された事件を伝えています。

デジタル革命の視点からは、インターネット媒体が政府の検閲をくぐり抜けて市民に情報を流し続けている点に留意下さい。

6月12日の選挙日以来、選挙が公正で無かったかどうかで、現イラン政府側と市民側の対立が続いており、イラン国民は勿論、外国ニュース媒体にも厳しい取材規制や禁止命令が出されています。イラン国内の衛星通信にもジャミングが入るなど、従来のニュース放映妨害やインターネット・サイトの閉鎖は政府側によって公然と行われていますが、インターネットに慣れたイランの若者達はanti-filtering ソフトを使って、国内に情報を回覧されています。

6月20日(土曜日)の時点で、デモ行進に参加しようとした若いイラン女性(写真の女性、名前はNedaさん)が胸を銃弾で打ち抜かれ、路上で死亡しました。死に至るまでの1分ほどの断末間を二人の市民の携帯電話末端ビデオカメラが撮影、バラバラにYouTubeとFacebookサイトに立ち上げられています。このビデオ・クリップはYouTubeの「最も頻繁に「鑑賞」されたビデオ」ランキングに入っています。

Neda嬢の死は、イラン国の場合、日本では想像出来ないほどのインパクトを持つだろうーーと、言われています。1979年に起きたイラン革命も時の独裁者Shah Reza Pahlavi王に反抗した市民たちの死が、革命への起爆剤になったと分析されているからです。信仰的な見地から、自己犠牲をした人物を一般イラン人たちがa martyr(殉教者)扱いする地盤があり、Neda嬢がこのa martyrになる可能性があるからです。

CNNニュース番組でも、自社のレポーターがイラン国内に入れないため、イラン国内からインターネット経由で外に漏れて来るビデオ素材に依存しています。市民ジャーナリズムとインターネット媒体が、ある国の政府に揺さぶりをかけています。